ひ
微生物は世代交代のサイクルがとても速く
いつでも、どこでも、すばやく応じて
生きのびるチカラをもっています。
かつて放射線・有毒ガス・
強酸性物質などに溢れていた太古の地球を、
私たちが住めるような地球環境に変えてくれた微生物。
ある種の微生物さんたち・菌さんたちは
今なお地上の有毒物質を分解し
厳しい毒性を和らげてくれます。
ふ
私たちの腸内そのほかに住んでいる微生物さんたちは
私たちのイノチのチカラ・日ごとの生き心地と
ひとつながりに なっていると言われています。
腸内の善玉菌さんたちは 消化と代謝という
体内の二大事業の主役です。
分解して、発酵して、エネルギーを作り出します。
お腹のなかの菌さんたちの生態系
=腸内フローラ(菌叢/きんそう)は
いつでも善玉菌優勢でありたい。
そしてなるべく多種多様でありたい。
多種多様な菌さんたちのチカラが
私たちのヤル氣と免疫力をささえてきたとも言えます。
み
生ゴミも菌のチカラとあわされば
ゆたかな堆肥に生まれ変わります。
いらなかったものが資源に生まれ変わります。
こちらの菌の生んだものが
あちらの菌のえさとなったり、
そちらの菌のチカラをひらくスイッチをいれたりする。
微生物さんたちが集まると
お互いに小さなチカラをあわせて活かし活かされ、
ひっそりと大きなチカラを生みだします。
よ
「おいしい」
「住みやすい」
「晴れやか」
私たちが日ごろから
心地よく感じるときの裏方は
多種多様な微生物さんたち。
還元・中和・抗酸化・共鳴・
エネルギー生成など、計り知れない
色んなチカラが働いているようです。
私たち人は微生物さんたちが
はたらきやすい環境を
生み出し育てることができます。
いつでも どこでも、
環境にすばやく応じて
たくましく生きのびる微生物。
微生物さんたちのチカラを借りて
私たちはもっともっと
生き心地よくなることができます。
腸内を善玉菌優性の
フローラ(花畑)といわれる状態にして
生きるチカラ=やる氣=免疫力を高めるには?
イノチを内側から外側からきれいにするには?
癌・アレルギー・皮膚炎などの病を晴らすには?
解毒力・造血力・思考力などを高めるには?
料理・入浴・園芸・農業・洗浄など
日ごとの身のまわりの営みから
地球環境・医療・産業・燃料・動力に至るまで。
微生物さんたちとチカラを合わせて
これから何ができるのか。
私たちそれぞれの工夫しだいです。